Emre Tanirganさんが開発しているVRアプリ「Paradiddle」を使って仮想空間でドラムを演奏する様子がYouTubeで公開されています。VRゴーグルと専用コントローラーを用意すれば、どこでもドラムを演奏できる日が来るかもしれません。
アメリカ人のEmre Tanirganさんが、VRドラムを叩く様子を公開
Paradiddleは、アメリカ人のEmre Tanirganさんが開発しているVRアプリで、VRゴーグルとコントローラーを使用することで仮想空間にあるドラムセットを演奏することができます。現在YouTubeに公開されている動画では、Emre Tanirganさん自身がポケモンやローリングストーンズの楽曲を演奏する様子を見ることができます。
自宅での練習で、騒音や振動の問題を解決
今までもスマホやタブレットの画面に映ったドラムセットを演奏するアプリや電子ドラムは存在しましたが、VRでの演奏は画期的で、特に自宅で演奏したいドラマーにとってはメリットが大きいです。
騒音や振動問題が解決できますし、ドラムセットの細かいセッティングや音作りも容易にできそうです。専用のコントローラーがあるようですが、価格も安価に済みそうなのが良いです。
VRで楽器の練習ができるのは画期的
ドラマーにとって画期的な商品なので多くの人が興味を持つのは間違いありませんが、競合する開発者同士がどういった形で他との差別化をするか興味深いです。
動画では両手を使って演奏していますが、足の操作に対応したコントローラーも出てくると思います。また、VR空間でドラムセット以外に他のパート(ギターなど)を加えることでセッションするようにプレイしたり、ゲームに応用することも出来そうです。
ライター:mnk 編集:moz