札幌で連日連夜の大雪
ここ数日、札幌市では連日連夜大雪の降る日が続いている。ただ雪が降るだけであれば、札幌市においては何の変哲も無いごく普通の冬の景色。だが、このたびの降雪量は市民から見ても尋常では無い。
とにかく止まない雪、そして積もった雪が風で舞っては人々に降りかかり、視界は一瞬にしてホワイトアウト。積雪記録は実に95cm、50年ぶりの大雪であるという。足元の状況はもはや言うまでも無い。
市民は除雪作業に追われ、ロマンティックなクリスマスどころではない。交通機関もすっかり麻痺しているため、恋人に会いたくても会えないもどかしい時間を過ごしている人も多いことだろう。
50年ぶりの記録的な大雪で、クリスマスどころではない・・・!?
まずドカ雪そのものの話題。50年ぶりの記録とのことで、現地民としては勘弁してほしいという気持ちが強いことには間違い無いのだが、記録として印象深い。
そして奇しくも世間の3連休、恋人たちの一大イベントとしてすっかり定着しているクリスマスに物の見事にぶつかっている点には神様のいたずらのような気さえしてくる。恋人がいない人は、むしろ外出しない良い言い訳ができたのでは無いだろうか。
今後、交通状況は回復するか・・?
24日のお昼頃には一応ドカ雪は止み、なんとか外出できる範囲内程度の天候となった。それでもやはり道路状況は非常に悪く、交通機関の麻痺も未だ爪痕が残っている。
クリスマス当日である25日は、3連休の中では一番マシな天候となる見込みのようなので、札幌の恋人たちにとっては今度こそロマンティックな時間を過ごすチャンスかもしれない。
(写真はイメージであり、本文とは関係ありません。)