ファミリーレストランの24時間営業が終わりつつあります。SNSの普及が若者の行動パターンを変えたことが、大きな原因と言われています。「人と人が集う」という人間にとって基本的なこと、そして社会の基本が大きく変わろうとしています。こうした変化は経済に大きく影響しています。
ファミレスが24時間営業を廃止する流れ
ファミリーレストランの24時間営業が廃止されつつあります。以前は若者が深夜に集う場所として活況でした。
しかし最近は、来客数より店員数の方が多いということもあるようです。その原因の一つにSNSの普及があります。
実際に、顔を合わせてコミュニケーションをとることが少なくなっています。一方、ネットでコミュニケーションをとることが急速に増えています。
SNSの普及で、若者の行動パターンに変化
SNSの普及が若者の行動パターンを変えてしまいました。その影響が社会全体、しいては経済にまで及んでいます。
お酒を呑むにしても、「家呑み」が増えています。
深夜の食事所として牛丼屋さんが好まれているそうです。お喋りをしながら楽しんで食事をするのではなく、カウンターに座り「ぽっち」で黙々と牛丼を食べる。
いつの日にか、深夜のファミレスが復活することはあるのでしょうか。
時代の変化と共に変わるコミュニケーションの形
SNSを中心とする個人的な行動と、実際に現場で集う社会的な行動のバランスをうまくとることができるような場所があるといいと思います。
SNSの普及がこんなにも若者の行動パターンを変えてしまうことを意外に思う方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。経済界に与える影響も先が見えず、以前とは違った時代に突入したように思います。
かつて、深夜にファミレスで食事を楽しんだ世代として寂しいばかりです。復活を望んでいます。
ライター:meis 編集:moz