超拡散*ゲノムトンネル

“なう”の熱い最新の話題をお届けします☆彡

政治・経済

今上天皇の生前退位後の呼称は「前天皇」か「○○」か

投稿日:

出典:la-croix.com

今上天皇の生前退位が大きな話題となっていますが、それが実現した場合に退位された今上天皇の呼称を従来使用されていた「上皇」にするのか、新呼称をつくるのかが政府内部で問題とされています。

上皇(太上天皇)という歴史用語の言葉の響きが問題とされているのです。「前天皇」という言葉も検討されているようですが、歴史の重い負の面を国民に連想させるのを政府は極力避けたいようです。

84歳と御高齢の今上天皇、激務に耐えられず生前譲位を検討

現在84歳であられる今上天皇は御高齢と健康問題のために皇太子殿下への生前譲位が取り沙汰されています。

現時点では父君であられた昭和天皇と第108代の後水尾天皇に次いでの御高齢ですが近年では癌を含む御健康問題が噴出し、激務であられる国事行為などの御公務を務められることが困難になったようです。

日本国憲法では摂政を置くことも認められていますが、法的な整備は不十分なままで現代に至っています。

出典:blog.goo.ne.jp/ticktack946

退位後の呼称が、歴史的経緯から大きな問題に

日本では退位した天皇の記録は多く、「上皇」(正確には太上天皇)という呼称は現在では歴史用語として広く認識されています。

しかし、院政があった時代には「院」という呼称が一般的でした。百人一首でもそれは認められます。この言葉の裏にはさまざまな理由によって表向きは政治の中枢から退いた後にも「後見人」的な存在として、実権を握り続けることを意味します。

似た例では武家政治の「大御所」という存在が挙げられるでしょう。また特定の時代に関わらず、政治の実力者のことを邸宅のある土地の名前から「殿」(禁裏で足利幕府の将軍を室町殿と呼んだのはその好例)と呼んで、実名を使うことが憚れたようです。これは隣の中国でも同様で、その根幹には「言霊信仰」の影響もあるでしょう。

戦後の日本において積極的に天皇制に関する発言は好ましくない事例とされて来たようですが、遠回しにしておいたことが現実となって現出したことには否定できません。それだけ現代にもいても、天皇制は日本にとって大きな存在であると言えます。

出典:wikipedia.org

歴史的な呼称「上皇」は有力候補だが、政治的な意味合いに戸惑い

これまでの歴史的な流れから「上皇」という言葉には「院政」という響きも含まれて、戦後の社会的風潮にはそぐわないという意見は当然だと思います。

確かに明治維新後の近現代では日本においては生前に退位された天皇はおられないので、現実のものになれば大きな問題となるでしょう。

それだけ呼称の問題は大きな影響力を持っていると言えます。最終的に政府は学識者とも相談して、国会もそれを了承して、国民が納得する方法を選択することになります。

ライター:anb 編集:moz

-政治・経済
-, , , , ,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

飯塚市長・副市長が麻雀賭博問題で会見、大人げない態度

福岡県飯塚市長・副市長が麻雀賭博問題で会見 福岡県飯塚市の斉藤守史市長と田中秀哲副市長が平日の昼間、つまり勤務中にもかかわらず勤務先の市庁舎を離れてお金を賭けた麻雀をしていた問題があり、市長と副市長が …

東芝子会社・ウェスティングハウスが連邦破産法11条の適用を申請へ

東芝子会社のウェスティングハウスが日本での民事再生法にあたる、連邦破産法11条の適用を裁判所に申請しました。 親会社の東芝は決算で7000億円を超える損失を計上する見通しで、経営再建のためウェスティン …

小池百合子都知事が都議選の候補者を選抜するため、筆記試験を実施

昨年の都知事選に当選した小池百合子都知事が、主催する政治塾「希望の塾」の中から今年の夏に実施される都議選の候補者を選ぶため、筆記試験を実施しました。試験はかなり難しかったようです。これからさらに候補者 …

マクドナルドが、ドコモ社のdポイントを導入。客足増に期待

通信大手であるNTTdocomoが今まで外食チェーン店と提携することはなかったが、外食チェーン大手であるマクドナルドとの業務提携をすることは画期的です。これからお互いがどれだけ本気でやっていくか、今後 …

過労死問題の電通で突然の社長辞任、労働環境は改善したのか?

長時間労働で過労自殺者を出した電通では社長が辞任しましたが、新しく人を入れるなどの対策が十分でないため仕事量は減らず、結局は各自が仕事を持ち帰るなど、ますます労働時間の把握が出来ない状況になっています …

まだデータがありません。