サッカーW杯の本大会出場枠が、2026年の次々回開催より、現行の32ヵ国から48ヵ国に大きく増加されることが決定しました。
日本が所属するアジア地区の出場枠も、現行の4.5から増加されることが見込まれ、日本が本大会に出場できる可能性がよく高くなると思われます。
サッカー界最高峰の世界大会
サッカーW杯(ワールドカップ)は、FIFA(国際サッカー連盟)によって4年に一度開催されている、サッカーの世界選手権です。
サッカー界では最もメジャーな大会であり、最高峰として位置づけられています。
現在は地区予選を勝ち抜いた32ヵ国で本大会が行われており、アジア地区の出場枠は4.5国となっています。0.5というのは、大陸間のプレーオフによって決まる枠です。
現行32から48へと出場枠の大幅な拡大を決定
次々回より本大会出場枠が現行32から48に大幅に増やされることが決定しました。
枠の拡大は以前より協議はされていましたが、現実のこととなると、日本が所属しているアジアの枠がどれだけ増やされるかがもっとも気になる点ですね。
一部報道では8.5枠になるとまで言われていますが、現実的には1、2枠増えるといったところでしょうか。
現在アジア地区は全体的にレベルが上がっており、以前のように日本・韓国・オーストラリアが飛び抜けて強い、という状況ではなくなっているので、とりあえず本大会への出場がより確実になる、という点では良いニュースでしょう。
出場枠増加で大会レベル低下の懸念も!?
本大会出場チームを12国も増やす事によって、大会のレベルが低下するのでは、という懸念の声も大きく、欧州クラブ協会は反対を表明しています。
また、初戦となるグループステージも、現在の1グループ4ヵ国総当たり戦で上位2チームが勝ち抜け、という形式から、1グループ3ヵ国総当たり戦で上位2チームが勝ち抜けに変更されるようです。
この形式ですと、戦力温存の観点から積極的に勝ちに行くより守りに徹して、引き分けでの勝ち点1を狙っていくチームが増える可能性がありますね。
ライター:blu 編集:moz