テニス「ブリスベン国際」の決勝において、錦織圭選手(世界ランキング5位)がブルガリアのディミトロフ選手にセットカウント1-2で敗れ、この大会の初優勝を逃しました。
また、この試合の間に臀部を傷め、今後のプレーに影響がでないか心配です。
日本人初世界ランキング4位の錦織圭選手
錦織圭選手(27歳)は、島根県出身のプロテニスプレーヤーです。2014年の全米オープン男子シングルスにおいて日本人初の準優勝を成し遂げほか、昨年のリオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得しています。
世界ランキング最高位は4位で、これも日本人初のことです。錦織選手は、機敏なフットワークと頭脳的なプレー、そしてスイングの速さが持ち味です。
ブリスベン国際、初優勝を惜しくも逃す
この試合で、これまで負けたことがないブルガリアのディミトロフ選手に勝てば、「ブリスベン国際」初優勝だっただけに、残念な結果になってしまいました。
第1セットを落としてしまったことは、スロースターターの錦織選手から考えると許容範囲で、その後の第2セットで取り返すあたりは、さすが世界ランキング5位といったところです。
ただ気になることは、第2セットの後、メディカルタイムアウトをとって治療を受けたことが、今後のプレーに影響しないか心配です。
臀部の状態と全豪オープンへの影響はどうか?
1週間後には、世界4大大会の1つ全豪オープンが控えていますが、この試合で違和感があった臀部の影響で、大事をとって治療に専念することも十分考えられます。まだ出場する可能性ものこっていますが、あまり無理をして欲しくないところでもあります。
ここ最近は、ランキング上位選手と対戦した後は、体力が続かず後半失速して負けることが多いので、今後の試合で優勝を狙うためにも、体力強化と肉体改造が必須になるでしょう。
ライター:st1 編集:moz