大関・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が千秋楽で横綱・白鵬(31=宮城野部屋)を退けて念願の優勝を果たしました。昨年の年間最多勝、今回の優勝を受けて、横綱昇進を審議する理事会招集することがあきらかになり、横綱昇進が確実となりました。
昨年最多勝を獲得、今場所初めて優勝を決めた稀勢の里
大関・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が14勝1敗で初めて大相撲初場所で優勝しました。
去年最多勝を獲得し、今回初優勝が決まった稀勢の里の横綱昇進について、理事会を招集して審議することを日本相撲協会が明らかにしました。
23日の横審定例会合で承認の答申を得られれば、25日に理事会が開かれ、正式に第72代横綱・稀勢の里が誕生します。
ようやく初優勝を飾り、横綱へと昇進の道が開けた
強かった大関・稀勢の里ですが、ようやく初優勝を果たし、横綱昇進を確実にしました。
これまではここ一番のところで負けて横綱昇進を逃していましたが、ようやく一つの壁を乗り越えて初優勝を果たしました。
優勝は決まっていたのですが、千秋楽で横綱・白鵬(31=宮城野部屋)を退けて優勝に花をそえたところに感銘を受けました。
19年ぶりの日本人横綱誕生!!
大相撲で日本人の横綱は平成10年の若乃花以来になりますので、大関・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が横綱に昇進すれば、19年ぶりの日本人横綱誕生となります。
この19年間はモンゴルなどの外国人力士が横綱に昇進していたので、日本人にとってはうれしいニュースとなります。
昨年も年間最多勝をとっていたので、今場所優勝を決めた稀勢の里の横綱昇進は確実でしょう。
ライター:ycm 編集:moz