SMAP最後のリリースとなるベストアルバム「SMAP 25YEARS」が、発売から一カ月足らずで100万枚を突破しました。アルバムでは昨年の1年間で100万枚を超えた作品は1枚もなく、久々のビッグヒットと言えます。
数多くのヒット曲をリリースしてきた人気アイドルグループ
SMAPはジャニーズ事務所所属のアイドルグループで、1988年9月CDデビューしました。
「世界にひとつだけの花」「らいおんハート」「夜空ノムコウ」は100万枚以上のセールスを記録し、ヒット曲を数多く出してきた人気グループです。
主演ドラマのヒットで一時代を築いた木村拓哉他、メンバー5人それぞれが俳優、MC、タレントとしても活躍し、人気を得ています。
2016年12月末日を以て解散しました。
SMAP最後のアルバム、発売から1カ月でミリオン達成
SMAP最後のリリースとなるアルバムで、ファン投票で上位50曲に選ばれた楽曲が収録されています。過去にも幾度とベスト盤を発売しているのにも関わらず、発売から1カ月未満で100万枚を突破して大きなヒットになりました。
昨年一年間のアルバム売上ランキングを見ても、100万枚を超えたタイトルはありません。昨年の年間1位は嵐で、75万枚のセールスでした。
最後のアルバムというメモリアル感があったこと、ファンによるリクエスト結果に基づいた選曲というユーザー目線があったこと、年末で品物が売れ易い時期であることなど、様々な要素が絡み合った結果ではないでしょうか。
幅広い世代に支持されて、短期間でミリオンセールス達成
SMAPというグループが如何に幅広い世代に愛され、支持されていたのかをまざまざと見せつける結果だと思います。
CD業界の目線で見ても、ダウンロード販売などに押されてなかなかCDが売れない時代ですが、今回の様に企画や売り方を考えれば、握手券や豪華なDVD等の特典を付けなくても、まだまだ売れる、という希望が持てるニュースですね。
ライター:blu 編集:moz