長時間労働で過労自殺者を出した電通では社長が辞任しましたが、新しく人を入れるなどの対策が十分でないため仕事量は減らず、結局は各自が仕事を持ち帰るなど、ますます労働時間の把握が出来ない状況になっています。そして、そのことを問題視している社員が大勢います。
日本を代表する大手広告代理店・電通
電通という会社は、電通か博報堂かと言われるほどの、日本を代表とする2大広告代理店のひとつです。芸能人と結婚する社員がいたりして、華やかな職業である反面、鬼十則・責任三カ条という社畜的な掟があったりと、体育会系の社風となっています。クリエイティブな仕事を目指す者にとっては、電通は目標とする企業のひとつです。また、社員ともなれば家族や友人にも自慢できるような企業と言えるでしょう。
過重労働体質の電通で労働環境改善の必要性
電通は入ったらエリートになれる反面、過重労働が待っていることはおそらく多くの人が知っているでしょう。一緒に仕事をしたこともある人は度々、この人達はいつ帰っているんだろう?と不思議に感じることがあります。
今回社長が辞任しました。本当に労働環境が改善されているかは疑問でしたが、やはり疑問は当たっていたようです。会社でできないなら、持ち帰る。そもそも人を増やすなど、根本的に改善させないと意味が無い、ということを改めて感じました。
企業構造に問題があるのでは・・?
恐らく上の方々は、実際に案件は持っていないけれど、ものすごい人件費がかかる。自分たちの人件費を稼ぐために、下っ端が過重労働をしてお金を生み出しているのでしょう。そろそろこのような構造を、電通を含めた他の企業も止めたほうがよいのではないでしょうか。
もちろん、役職手当等ある程度の給料の差はあっても、過剰な差があるのでは?と推測してしまいます。出来るだけ労働環境が改善されて、皆がハッピーに、皆が一生懸命働く会社に生まれ変わることを期待します。
(写真はイメージであり、本文とは関係ありません。)