現在箱根駅伝で3連覇中の青学大陸上部。実業団の長所を取り入れたり、新しい試みを始めようとする原晋監督の考えは素晴らしいと思います。さらに川内優輝選手などのトレーニング方法なども取り入れて「マラソン日本」を青学大陸上部を中心に復活させてほしい。
箱根駅伝で3連覇中の青学大陸上部
青学大陸上部は、現在、原晋監督が率いる陸上競技チームです。長距離ブロックと短距離ブロックに分かれており、長距離ブロックは2015年、箱根駅伝出場20回目にして初の総合優勝を果たし、2016年、2017年も連続で優勝しています。
OBには「3代目山の神」と呼ばれた神野大地、2016年の箱根駅伝の金栗四三杯に輝いた久保田和真らがいます。
実業団チームと協力体制、練習方法に工夫
原晋監督が「東京五輪はすぐにやってくる、劇的な変化が必要で、大学のチームと実業団チームのお互いの長所を取り入れたり、指導者や選手が刺激し合うことが必要」と言っていることにはすごく納得しました。
すでにGMOアスリーツの花田勝彦監督との協力体制が進んでおり、「マラソンで勝つ」という意気込みをすごく感じます。
また練習方法として「42.195キロ走」を取り入れていることは素晴らしいと思います。その中でラストの2.195キロのペースアップは一番大事なことで、日本人がケニア、エチオピア勢に対抗するには最高の方法だと思います。
オリンピックで勝てる選手の育成
青学大の現エース一色恭志、10代フルマラソン日本記録保持者の下田裕太はこれからどんどんフルマラソンでの自己記録を伸ばしていくことは間違いありません。
原晋監督の言う通り実業団チームとの刺激も大事だと思います。そして、さらに川内優輝選手が独自で取り組んでいる山登り、100キロ走なども取り入れて頂きたいと思います。
オリンピックで勝つということは、人と同じことをしていては勝てないと思います。是非「マラソン日本」を青学大陸上部を中心に復活させてほしいと思います。
ライター:kg 編集:moz