2017年2月に行われた別府大分マラソンで木滑良選手は自己ベストタイムで3位に入りました。木滑良選手はチーム内の競争によりさらに伸びていくことが予想されます。ぜひ2020年尾東京オリンピックを目指してもらいたいです。
MHPS所属のマラソン選手、北海道マラソンで初優勝
木滑良は長崎県出身、瓊浦高校から三菱重工に入社、現在MHPS(三菱日立パワーシステムズ)マラソン部のキャプテンを務める26歳です。身長は168cm、体重は54キロ。
2016年8月に行われた北海道マラソンで2時間13分16秒で初優勝を果たしています。マラソンのベストタイムは2時間12分48秒、ハーフマラソンのベストは1時間2分22秒です。
最後の追い上げで3位入賞、自己ベストの記録
2月5日に行われた別府大分マラソンでは中本健太郎選手が見事、エチオピアのデベレ選手との一騎打ちを制し見事優勝しました。しかし彼ももう34歳、今夏のロンドン世界選手権出場は可能性がありますが、2020年東京オリンピック出場は難しいと思います。
私が注目しているのは、残り2.195キロのタイムでは中本健太郎選手を5秒上回ったMHPSの木滑良選手です。レース中盤では10番手ほどでしたが最後の追い上げで見事3位に入り、2時間10分30秒という自己ベストの記録を出しました。
東京オリンピックを目指して、チーム内で切磋琢磨
今回のレースで、ロンドン世界選手権選考対象は1位の中本健太郎選手だけで木滑良選手は選ばれることはありません。しかし木滑良選手はさらに記録を伸ばしていく可能性があります。
今回の別大マラソンで8位に入った岩田勇治選手、木滑選手と同等の力を持つ井上大仁選手・定方俊樹選手、ベテランの域に入った松村翔選手とMHPSの同僚に素晴らしい選手がいます。
さらにチーム内で競い合い、猛練習へとつながるはずです。木滑良選手にはぜひ、2020年の東京オリンピックを目指してもらいたいと思います。
ライター:kg 編集:moz