長崎県対馬市の観音寺から韓国窃盗グループにより盗み出された仏像が韓国国内でみつかりました。韓国政府は盗み出された仏像の所有権が韓国国内の寺にあるものとし、韓国国内の寺に返還するという半ば納得のいかない判決を下しました。
対馬・観音寺から盗まれた、観世音菩薩坐像
長崎県対馬市の観音寺というお寺から韓国の窃盗グループによって盗み出された観世音菩薩坐像という仏像の所有権を巡って、韓国国内でおこなわれた裁判の結果が出ました。
その仏像は古い昔に略奪によって対馬に運び込まれたとするのが妥当であり、韓国の寺に所有権があるものとして韓国の寺に返還する義務があるものとするという判決が下りました。
韓国の寺に返還する義務!?
これは、アメリカのTPP離脱宣言があり、日本としてもなんとかアメリカとの関係を良く維持しようと必死になっているタイミングで起こった、日韓関係のさらなる悪化を招きかねない事件です。
少し前に起こった慰安婦像の対応に追われる中でさらに課題が増え、どのような行動に出て行くのか大変興味深く、今後の展開がとても気になります。
今後の日韓関係にどんな影響があるのか・・
今回の争点はひとことで言ってしまえば、仏像の所有権は対馬の寺にあるのか、それとも韓国の寺に所有権があるのかというだけの争いです。
ここ最近あまりにも日韓の間で色々ないざこざが起こっている上に韓国国内も朴大統領の権力がどんどん低下して民衆をまとめられる力が無くなってきている中で、今後今回のような事件がどこまで日韓関係に影響してくるのかが見どころでしょう。
ライター:tak 編集:moz