中国で温泉ブームのさ中、上海の「大江戸温泉」が話題に
中国は今、空前の温泉ブームに沸いています。中国の既存の温浴施設は休日ともなると2時間待ちもあるという状況の中で、上海の大江戸温泉が今話題になっています。
この温浴施設を展開した企業のことはまだメディアも正確には伝えていませんが、とあるメディアの記者が訪ねたところ住所すらデタラメだったようです。しかし、この問題は中国の一企業の問題というよりは中国自体の著作権に対する意識の低さが問題とされるべきでしょう。
名称の使用許可を得たとされる中国企業は・・・
この企業自体の存在自体が曖昧であることには驚きました。現住所が女子寮と言う企業が果たして大江戸温泉物語という施設を作ること、維持する事が出来るのでしょうか。
この企業は大江戸温泉の使用許可を得ていると言っていますが、その企業自体も明確にされていません。中国では企業の登記などはどうなっているのでしょうか。
また、使用許可証なるものがテレビで報道されていましたが、契約年月日が表記されていなかったり、感嘆符が契約の文面に有ったりと契約書とは思えないものでした。
「偽物」大国の中国に対して今後どのように対処するべきか・・?
中国の偽物遊園地は世界的に有名になりましたし、上海のディズニーランドの周囲には偽物キャラクターグッズが溢れているという話も聞きます。
今回の大江戸温泉物語のネーミングやらくまモンのキャラクター使用にしても、当事者にはやった者勝ちという意識しか無かった気がします。
著作物に対する概念が異なる国に対しては、今後国際法等も見直し、確実な制裁を科していくしか改善する方法は無いような気がします。でなければ、このような問題は今後も続出するのは間違いがありません。
(写真はイメージであり、本文とは関係ありません。)