天王寺動物園で、肉食動物用の生き餌として70匹のうちの一羽だったヒヨコだった「マサヒロ」くんの最初の奇跡は、人工孵化で生まれたマガモと一緒にエサを食べる先生役として、難を逃れ生き伸びたこと。
以来、オトリのエサ、肉食獣のエサ、トリインフルエンザと、4度の生命の危機を逃れ続けたことから、奇跡のニワトリとして会うと幸せになれると人気者になっています。
4度の危機を強運で生き延びて、「奇跡のニワトリ」として人気者に
私もエサ金(大型熱帯魚の餌用の金魚)を20円で買って育てたことがあるのですが、強運というか何らかの縁で生き伸びるものには強い魅力があるみたいです。ほんとうに金魚とは思えないほど、賢く可愛かったです。
マサヒロくんも、画像を見る限り科赤白がくっきり色鮮やかで、白い羽毛も豊かで真っ白く美しいニワトリなのがわかります。ニワトリの個体として優秀なのではないでしょうか。
ネットでは、普通に飼ってほしい、なんか胸が苦しくなる…、という生き餌に対して嫌がる意見もありました。
映画「キセキ」の宣伝隊“鳥”を任されたマサヒロくん
現在、トリインフルエンザを回避して、バードゲージ「鳥の楽園」からゾウ舎に避難中のマサヒロくんは、近隣でトリインフルエンザが検出されると、法律的に殺処分の対象になってしまうのだそうですが、3月まで無事に乗りきり、今回も生き伸びるでしょう。
映画の「キセキ」宣伝隊“鳥”となったマサヒロくん目当てに来園者が増えるため、おみやげのマサヒロくんサブレがつくられることになるかも!?
ライター:mhny 編集:moz