韓国における日本映画の興行成績一位『ハウルの動く城』を『君の名は。』が一か月足らずで抜きました。今後も上映される範囲が広がっていくことが予定されています。同作が今まで以上の反響と感動を呼ぶであろうことが今から楽しみです。
新海誠監督の長編アニメ映画、大ヒットで17か国で上映
『君の名は。』は、2016年8月に公開された新海誠監督の長編アニメーション映画。ストーリーの構成、映像の美しさ、音楽の演出などが高く評価され異例の大ヒットとなり2017年1月現在17か国で上映されています。
また主題歌である『前前前世』も2016年下半期最も人気があった楽曲の一つであり、アーティストのRADWIMPSが同年の紅白で初出場を果たしたことでも話題となりました。
韓国での公開から1ヶ月足らずで歴代1位に
韓国で『君の名は。』が公開されたのは1月4日です。1か月足らずで300万人を動員し、並みいる日本の実写映画・アニメーション映画全体のトップになったそうです。
また韓国で上映された日本映画の今までの1位は『ハウルと動く城』だったそうで、ジブリを超えた理由はキャラクターが身近だからか音楽の演出がよかったからでしょうか。
4月には北米でも公開予定、どんな反響が?
2017年4月にはアメリカやカナダでの上映が控えている『君の名は。』ですが、いままでの日本アニメーションのいいところを踏まえつつ新しい演出を取り入れた同作が、今度は欧米圏でどのような反響を呼ぶのかが今から楽しみであります。
また新海誠監督は必要以上に評価されていると懸念しているそうで、次回作にどういった影響が出るかも少し楽しみでもあります。
ライター:orpk 編集:moz