県立高校の美術の先生が、大人気映画「君の名は。」の黒板アート作品を制作し、全国で話題になっています。そのクオリティの高さは眼を見張る程で、映画の繊細な世界観を見事に再現し、黒板ならではの趣も相成り、素晴らしい作品です。
奈良県立郡山高等学校の美術講師が黒板アートを制作
黒板アートを描いたのは奈良県の県立高校の美術の先生です。2年ほど前からダヴィンチや葛飾北斎の黒板アートを制作されています。
赴任当初はマッシュルームカットに黒ずくめの服装で、先生には見えない風貌だったようです。もともとデザイナーをされていたそうです。
黒板アートを始めたきっかけは、生徒からの一通のラインで、自作の黒板アートの画像が送られたそうです。「自分が描いたものより、先生が描いた方が上手いんだろうな。」という一言がきっかけだったそうです。
黒板アートの表現力の高さに思わず驚きの声
やはり作品のクオリティの高さがまず目を引きます。映画自体も本当に繊細な描写が多く、普通に紙に描くのもとても大変そうなのに、黒板で描くあの表現力に思わず見入ってしまいますね。
そして、描いたのが県立高校の先生というところが興味深いです。プロのアーティストかと思いきや、まさかの高校の先生だったのですごく驚きました。まさに黒板の身近にいる方が描いたからこそ、また伝わるものが違うと思いました。
教え子からのリクエスト。三日後の文化祭にむけて。喜んでくれたらいいな。#黒板アート #君の名は #前前前日 pic.twitter.com/KIdDIRDgMY
— はまー (@hamacream) August 31, 2016
黒板アート作品をもっと見たい
作者の先生の作品をもっと見たいと思いました。そして、個展をして欲しいと思います。
また先生という事で、生徒さん達にも思わぬ影響を与えていると思います。今まで美術に興味がない子でも身近にアートを感じたり、学校がうまくいってない子でも、励みになったりしていると思います。
これからも、先生の作品を全国の人達が楽しみにしていると思います。
(冒頭の写真はイメージであり、本文とは関係ありません。)